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宝塚市内の文化芸術活動へのコロナ禍の影響についてのアンケート調査の結果について

 このアンケートは、公益財団法人宝塚市文化財団が、宝塚市内の文化芸術活動への新型コロナウイルスの影響と活動を再開するにあたってのニーズや思いを把握することを目的として5月に実施しました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございます。
この度、アンケート結果がまとまりましたので公開させていただきます。

アンケートの概要

【調査目的】
 公益財団法人宝塚市文化財団が、宝塚市内の文化芸術活動への新型コロナウイルスの影響と、活動を再開するにあたってのニーズや思いを把握することを目的として実施し、今後、当財団の活動方針や宝塚市の文化施策の検討に資するものとする。
【調査対象】宝塚市内の文化芸術活動を行う個人・団体
【調査方法】ウェブアンケートによる配布・回収
【調査期間】令和2(2020)年5月18日~5月31日まで
【回答数】133件
【調査内容】全13項目

  • 居住地(団体所在地)、活動地
  • 文化芸術の活動分野、プロアマの別、団体の構成人数
  • 市内制作拠点の種類、活動頻度
  • アンケート現在の文化芸術活動の実施状況
  • 活動への影響
  • 活動休止、縮小の理由、時期
  • 現在、最も困っていること
  • 今後の活動再開にあたっての不安
  • 国や自治体に望むこと(複数回答)
  • 宝塚市文化財団に期待すること(複数回答)
  • 宝塚市文化財団とともに市民を元気にする取組について
  • コロナ禍による宝塚市内の文化芸術活動へのダメージ
  • 現状や今後の復興に向けての文化芸術活動の果たす役割など、ご意見やご提案、すでに実施している取組など

アンケート調査結果の要約

  • ほとんどの回答が新型コロナウイルスの感染拡大予防により活動の休止、縮小を余儀なくされている(97%)
  • 影響を受けている活動は、普段の活動(制作活動や稽古)、公演、展示等の発表のいずれにも影響を与えた
  • 活動の休止、規模縮小は「自主的な判断」が最も多く(50.8%)、次いで「施設の休館によりやむを得ず」が多い(26.6%)
  • 自主的に休止を決めた理由は活動自体が「3密」で感染リスクが高いこと(86%)
  • 今最も困っていることは、活動再開への目途がたたないこと(62.5%)
  • 活動再開するにあたって不安なこととして、活動再開時の「3密」の回避が難しいことや、感染源となってしまう可能性があること、再開後の第2波や集客することのへの不安、会場の定員制限、衛生対策などの金銭的な面も挙げられた。また活動休止が続いたことによる意欲や関心の低下などがあった。
  • 国や自治体への要望事項は活動再開にあたっての資材等の支援(64.1%)、文化団体への活動費の支援(54.2%)、必要な情報の提供(43.5%)
  • 宝塚市文化財団に期待することは、活動再開に向けた支援や情報提供(69.7%)、活動の場の衛生環境の確保(49.2%)
  • 宝塚市内の文化芸術活動へのダメージについて、時間を要するが回復可能(61.7%)、鎮静化すればV字回復(31.6%)と、復興すると思っている

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宝塚市内の文化芸術活動へのコロナ禍の影響についてのアンケート調査



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