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山田大智(声楽部門第1位)

2019年7月7日(日)に「第30回宝塚ベガ音楽コンクール本選(声楽部門)」を宝塚ベガ・ホール(宝塚市清荒神1丁目)で開催し、入賞者が決定いたしました。
同コンクールは、有能な演奏家を発掘・育成し、音楽文化の発展、向上に寄与することを目的とし、地元演奏家の協力のもと平成元年(1989年)から実施しています。
1位に山田大智さんが選ばれ、賞状と賞金50万円が贈られ、併せて兵庫県知事賞も受賞されました。山田さんには、令和2年(2020年)に宝塚ベガ・ホールで開催予定の入賞記念演奏会「ベガ・ウィナーズコンサート」(主催:宝塚市文化財団)に出演していただきます。
このほか、一般公募の審査員28名によって、最も印象に残った演奏者に贈られる「聴衆審査員特別賞」には吉田一貴さんが選ばれました。


第30回宝塚ベガ音楽コンクール 審査結果(声楽部門)


順位氏名年齢現住所
1位山田 大智 (やまだ たいち)36東京都豊島区
2位石井 基幾 (いしい もとき)27東京都豊島区
3位寺田 功治 (てらだ こうじ)36東京都豊島区
4位和田 悠花 (わだ ゆうか)27東京都渋谷区
5位野口 真瑚 (のぐち まこ)21京都府京都市
6位周防 彩子 (すおう あやこ)35千葉県市川市
6位吉田 一貴 (よしだ かずき)25東京都板橋区
入選片山 美穂(かたやま みほ)26大阪府豊中市
入選中西 惠子 (なかにし けいこ)32東京都新宿区
入選的場 正剛 (まとば まさたか)32東京都板橋区
入選内山 歌寿美 (うちやま かすみ)23大阪府富田林市
入選鬼一 薫 (きいち かおる)37兵庫県三木市
入選前川 健生 (まえかわ けんしょう)33東京都板橋区
入選畑 奨 (はた すすむ)32大阪府大阪市
入選奥田 敏子 (おくだ さとこ)33奈良県奈良市
入選藤村 江李奈 (ふじむら えりな)35滋賀県大津市
入選澤原 行正 (さわはら たかまさ)33東京都目黒区
兵庫県知事賞山田 大智
聴衆審査員特別賞吉田 一貴

※入選は出演順。
※年齢は2019年7月7日現在。

■講評: 高 丈二 審査員長

皆さんお疲れ様でした。
最初からお聴きになった方は、5時間半の長丁場でした。出場者の皆さん本当に素晴らしい方ばかりでした。
予選の時から聴いていましたが、予選の時も素晴らしい。
この宝塚ベガ音楽コンクールが、これほどレベルの高いコンクールだと、実は知りませんでした。こちらに来て驚いた次第です。
こういう素晴らしい演奏を聴いたのに、今日の入場料を聞いて安い、今日聴けて皆さんは本当に幸せですね。
日本の音楽レベルは向上しています。声楽だけでなく、器楽も世界での活躍はすごいものがあります。声楽はヨーロッパ・アメリカで、活躍している方、国内のオペラ・コンサートでもレベルは上がっています。この、宝塚ベガ音楽コンクールも、続けてやっていただきたいと思います。
さて、講評なので、いいことばかりではだめなので、多少苦言を申し上げます。
みなさんそれぞれに、歌の表情、声が立派でした。体格の良さもありますが、今は情報が簡単に得られる、そういうこともあるのでしょう。
曲そのものの解釈はできています。一つ一つのフレーズ、歌と歌詞、メロディーをいかに自分で分析できるのかが問題です。曲の内容を深く調べないと解釈できません。
また、日本語の歌を歌うとき、あまりにも日本語を鮮明に出そうとしすぎています。ごつごつと聞こえます。
メロディーがあることを忘れないように。さらに、いろんな国の言葉を考えて発音してください。英語でもドイツ語、フランス語、イタリア語でも、歌と会話の発音の仕方では、自ずと変わってきます。歌で発音する時には気を付けてください。会話の時とは違うので。良く考えて取り組まないと、あいまいになります。
ご参加いただいた出場者の方には、長時間ありがとうございました。
審査員一同を代表してお礼申し上げます。


吉田サハラ(ピアノ部門第1位)

2019年7月6日(土)に「第30回宝塚ベガ音楽コンクール本選(ピアノ部門)」を宝塚ベガ・ホール(宝塚市清荒神1丁目)で開催し、入賞者が決定いたしました。
同コンクールは、有能な演奏家を発掘・育成し、音楽文化の発展、向上に寄与することを目的とし、地元演奏家の協力のもと平成元年(1989年)から実施しています。
1位には吉田サハラさんが選ばれ、賞状と賞金50万円が贈られ、併せて兵庫県知事賞も受賞されました。吉田さんには、令和2年(2020年)に宝塚ベガ・ホールで開催予定の入賞記念演奏会「ベガ・ウィナーズコンサート」(主催:宝塚市文化財団)に出演していただきます。
このほか、一般公募の審査員17名によって、最も印象に残った演奏者に贈られる「聴衆審査員特別賞」には池田菫さんが選ばれました。


第30回宝塚ベガ音楽コンクール 審査結果(ピアノ部門)


順位氏名年齢現住所
1位吉田 サハラ(よしだ さはら)21東京都豊島区
2位生熊 茜 (いくま あかね)28大阪府吹田市
3位池田 菫 (いけだ すみれ)25大阪府豊能郡
4位大野 謙 (おおの けん)19東京都台東区
5位都筑 小百合 (つづき さゆり)24東京都杉並区
6位石丸 友貴 (いしまる ゆき)27宮城県仙台市
入選原田 莉奈 (はらだ りな)22東京都足立区
入選中島 光里 (なかしま ひかり)19京都府京都市
入選杉本 沙織 (すぎもと さおり)23東京都荒川区
入選三浦 颯太 (みうら そうた)18東京都調布市
入選久保 英子 (くぼ はなこ)20東京都板橋区
入選荒石 果穂 (あらいし かほ)19大阪市羽曳野市
入選佐々木 隆介 (ささき りゅうすけ)20東京都足立区
入選辻本 莉果子 (つじもと りかこ)21東京都豊島区
入選内門 卓也 (うちかど たくや)30東京都渋谷区
兵庫県知事賞吉田 サハラ
聴衆審査員特別賞池田 菫

※入選は出演順。
※年齢は2019年7月6日現在。

■講評: 練木 繁夫 審査員長

入賞なさった6人の方、おめでとうございます。素晴らしい演奏だったと思います。
そしてファイナルに残られた方々、おめでとうございます。
 私としては、今年の宝塚で選ばれたピアニストのオールスターガラコンサートとして聴けて、票を入れずに、演奏をエンジョイして帰ることができれば、こんな幸せなことはなかったのですが、審査員の仕事として、点数を付けなければならないという、とても苦しい仕事をやらなくてはなりませんでした。
 1位~6位を受賞された6人の方、そしてファイナルに残られた方々、皆さん素晴らしい演奏をなさったと思います。
そして、ここから成長し、「あの時に私達が審査したあの人がこういう風になったんだ」という様になってくれると、私たち審査員みんなが良かったなと思えることになります。
 ここで終わったのではなく、ここから先がある。
 もっと長い道のりがあり、この先のコンクールで優勝するというのも、一つの目標かもしれませんが、優勝も一つの入り口です。そこから一歩ずつ歩んでいくしかない。そして演奏家として成長をしていく。成長していく一つの過程として、コンクールという舞台があると私は思います。
皆さん素晴らしい演奏で勉強になりました。ありがとうございました。
 最後に審査員として、主催いただいた宝塚市、宝塚市文化財団、宝塚ベガ音楽コンクール委員会の関係の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。


鈴木一成(木管部門第1位)

2017年6月25日(日)に「第29回宝塚ベガ音楽コンクール本選(木管部門)」を宝塚ベガ・ホール(宝塚市清荒神1丁目)で開催し、入賞者が決定いたしました。
同コンクールは、有能な演奏家を発掘・育成し、音楽文化の発展、向上に寄与することを目的とし、地元演奏家の協力のもと平成元年(1989年)から実施しています。
1位に鈴木一成さんが選ばれ、賞状と賞金50万円、副賞が贈られ、併せて兵庫県知事賞も受賞されました。鈴木一成さんには、平成30年(2018年)1月に宝塚ベガ・ホールで開催予定の入賞記念演奏会「ベガ・ウィナーズコンサート」(主催:宝塚市文化財団)に出演していただきます。
このほか、一般公募の審査員15名の投票によって、最も印象に残った演奏者に贈られる「会場審査員特別賞」には安井悠陽さんが、本選に出場した宝塚市在住ならびに出身者に贈られる「宝塚演奏家連盟賞」には、西堀志保さんと石井智章さんがそれぞれ選ばれました。


第29回宝塚ベガ音楽コンクール 審査結果(木管部門)


順位氏名楽器年齢現住所
1位鈴木 一成 (すずき かずなり)Fg30神奈川県川崎市
2位安井 悠陽 (やすい ゆうひ)Fg22茨城県土浦市
3位大庭 蓉子 (おおば ようこ)Ob28神奈川県横浜市
4位田作 幸介 (たさく こうすけ)Fg30愛知県名古屋市
5位浅原 由香 (あさはら ゆか)Ob24東京都文京区
6位陶山 咲希 (すやま さき)Fg19大阪府豊中市
入選新居 遥輔 (あらい ようすけ)Cl22東京都足立区
入選浦畑 尚吾 (うらはた しょうご)Cl22愛知県長久手市
入選吉本 拓 (よしもと たく)Cl24東京都大田区
入選石原 小春 (いしはら こはる)Fl20東京都文京区
入選西堀 志保 (にしぼり しほ)Fl19兵庫県宝塚市
入選飯野 尚倫 (いいの なおみち)Fl21千葉県野田市
入選藤本 茉奈美 (ふじもと まなみ)Ob24東京都調布市
入選髙崎 雅紀 (たかさき まさのり)Ob26東京都調布市
入選石井 智章 (いしい ともあき)Ob23兵庫県宝塚市
兵庫県知事賞鈴木 一成
会場審査員特別賞安井 悠陽
宝塚演奏家連盟賞西堀 志保・石井 智章

※入選は、出演順。
※年齢は2017年6月25日現在。


■講評: 本田 耕一 審査員長


 皆さん、本選に出場され、すばらしい演奏をありがとうございました。また、入賞された皆さん誠におめでとうございます。約30年近く次代を担う演奏家の発掘と育成に輝かしい歴史を築かれた宝塚ベガ音楽コンクールですが、中でもこの木管部門はフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットの4種の楽器が一同に会して競い合うという非常に珍しく、また国内有数の高いレベルを誇るコンクールとしてよく知られています。
 今回も160名の参加者の中からまず35名が二次予選に進み、更に本日の本選で出場された15名が素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
 個別の講評はこの場では省略いたしますが、今回も歴代の入賞者に引けを取らない素晴らしい演奏家を選出できたと思っております。木管として9回目のコンクールになりますが、素晴らしい若者達が残念ながらこの日本ではその力を思う存分発揮する場所がないという問題があります。このコンクールを励みにし、次代を担う演奏家として決して技術だけに留まらず、人間として広く深い教養を身につけて、是非、国際的にグローバルに活躍する演奏家になっていただきたいと思います。
 最後になりましたが、主催していただきました宝塚市文化財団、宝塚ベガ音楽コンクール委員会の皆様に心から敬意を表したいと思います。


河島利香(ピアノ部門第1位)

2017年6月24日(土)に「第29回宝塚ベガ音楽コンクール本選(ピアノ部門)」を宝塚ベガ・ホール(宝塚市清荒神1丁目)で開催し、入賞者が決定いたしました。
同コンクールは、有能な演奏家を発掘・育成し、音楽文化の発展、向上に寄与することを目的とし、地元演奏家の協力のもと平成元年(1989年)から実施しています。
1位に河島利香さんが選ばれ、賞状と賞金50万円が贈られ、併せて兵庫県知事賞も受賞されました。河島さんには、平成30年(2018年)1月に宝塚ベガ・ホールで開催予定の入賞記念演奏会「ベガ・ウィナーズコンサート」(主催:宝塚市文化財団)に出演していただきます。
このほか、一般公募の審査員18名によって、最も印象に残った演奏者に贈られる「会場審査員特別賞」には福田優花さんと坂口航大さんが選ばれました。


第29回宝塚ベガ音楽コンクール 審査結果(ピアノ部門)


順位氏名年齢現住所
1位河島 利香 (かわしま りか)21大阪市大東市
2位葛原 寛 (かつらはら ひろし)19東京都足立区
3位福田 優花 (ふくだ ゆうか)21東京都北区
3位小森 野枝 (こもり のえ)24東京都調布市
5位横山 瑠佳 (よこやま るか)21東京都台東区
6位松田 彩香 (まつだ あやか)18神奈川県横浜市
入選櫻井 悠乃 (さくらい ゆうの)17東京都府中市
入選小林 遼 (こばやし りょう)24埼玉県飯能市
入選福原 満希 (ふくはら みつき)19奈良県桜井市
入選浦井 聴夫 (うらい としお)26富山県富山市
入選池田 菫 (いけだ すみれ)23京都府京都市
入選森崎 愛弓 (もりさき あゆみ)19東京都北区
入選横江 智至 (よこえ さとし)23東京都豊島区
入選栁澤 光彦 (やなぎさわ みつひこ)30千葉県松戸市
入選坂口 航大 (さかぐち こうた)23大阪府枚方市
兵庫県知事賞河島 利香
会場審査員特別賞福田 優花・坂口 航大

※3位ならびに入選は出演順。
※年齢は2017年6月24日現在。

■講評: 植田 克己 審査員長

 まずは、このコンクールに何度も招聘していただいていることにお礼を申し上げたいと思います。そしてまたこのコンクールは宝塚市、宝塚市文化財団、市民のみなさんによって支えられているコンクールであり、敬意をもって接してきました。本日、本選を迎え、その思いは益々強くなりました。まず今日この時を無事に迎えたことを喜びたいと思います。
 一昨年も審査をさせていただきましたが、その時より参加者が増えていると聞き、嬉しく思っております。また、目標に向かって挑戦したい、音楽の道をこれを機会に極めてみたいという方が増えたことを喜んでいます。参加される方が増え、レベルも上がったように思います。予選では本選に進まれた15名以外にも、もう一度聴きたいと思った方が数人はいました。本日の15名の熱演に圧倒されてエネルギーをいただいただけでなく、名曲の良さや味わいを私達に届けていただいたことに感謝しています。
 自由曲については皆さん得意な曲を演奏されていると思いますので、ベートーヴェンの課題曲についてお話します。ベートーヴェンは他の作曲者には無い強い意思を記譜に託しています。モーツァルトやバッハ、シューベルト、あるいはショパンやリストとも違うベートーヴェンならではの記譜を持ちます。アレグロなのかアレグロ コン ブリオなのか、あるいはアダージョなのかアンダンテなのか、その表現の差を考えていただきたい。4分の2拍子なのか。基本となるリズムが8分音符なのか、4分音符なのか。ベートーヴェンはこと細かに記譜をして、我々に示しています。その読み方によっては、違う表現があるかもしれない、テンポについてももう少し違う考え方があるかもしれない、ということを考えて幅広く勉強してほしいという風に思いました。決められたコースにのって、ひとつのことを繰り返し勉強するだけではなく、その都度違うヴァリエーションを自分の中に持てると、もっと違った表現、もしくは音が聴こえてくるのではないでしょうか。典型的な例として、クレッシェンドし、フォルテが強く続くときにスビト ピアノ、「急に弱く」という表示が出てきます。みなさんはそこを意識され、苦労されたと思いますが、そのスビト ピアノが使われる場所によって、あるいはハーモニーによって違いがあるかもしれません。そういう可能性をもっと伝えてほしいと思いました。
 もうひとつ気になったことは、ソナタ形式で提示部と同じ表現を再現部に求めている方がいらっしゃいました。音符や流れは一緒であることも多いですが、使われている調性が違っているため、表現や響きの違い、音域の違いができます。ベートーヴェンは曲によって、様々な変化を加えたりしていますので、そこをもっと伝えてほしいと思います。ご自身の感性も大切にしてほしいですが、作曲家が残した記録、記譜と深いところで結びつき、ますます研鑚を積まれますよう、心から願っております。
 入賞、入選された皆さま、そして残念ながら本選に進まれなかった皆さまのすべての方々に、同様に申し上げたいと思います。ご清聴ありがとうございました。