アウトリーチ事業（芸術普及活動）

アーティストが音楽をお届けします！

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宝塚市文化財団では、宝塚の文化を担う子どもたちに文化芸術の楽しさを体感してもらうため、平成22年度からアウトリーチ事業に取り組んでいます。
これまでに、宝塚市内の小学校23校で実施、平成30年度からは幼稚園や保育所でも実施し、延べ13,493人の子どもたちに文化芸術の楽しさをお届けしてきました。
音楽やアーティストと触れ合うことで、文化芸術を身近に感じ、子どもたちの文化芸術への興味・関心を高めることを目指します。

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児童のみなさん、先生方から頂いた感想（抜粋）

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児童のみなさんから

・ヴァイオリンの演奏を生で聴いたことが初めてだったので、足先から手先までしびれてしまいました。演奏するときの熱気とかが伝わってきて、夢中で聴き入ってしまいました。
・5つの楽器しかなかったのに色々な音が聴こえてきました。演奏する人たちが、演奏するだけでなく、体や顔も使って音楽を表現していたのが印象に残りました。
・初めて箏と尺八の演奏を生で聴きました。音のハーモニーが心地良く、とても安らげる音楽だと思いました。
・打楽器だけなのに、リズムだけで曲のように聴こえたところが印象に残りました。楽器の音が心にとてもひびいて、迫力があり、とても楽しかったです。

先生方から

・アイコンタクトや息を合わせる演奏を間近で見ることができたのは、コミュニケーション能力を育んでいる子どもたちには刺激になったと思います。
・こんなに近くで生の音楽が聴けることはすごく幸せなことだと感じています。音楽だけでなく、楽器の説明や絵を見て音楽にある物語を想像するなど様々なアプローチがあり、支援を必要とする子どもたちもそうでない子どもたちも楽しく音楽を聴くことができました。
・本物の芸術を体験する機会をいただき感動しました。授業が終わったあと「高音にしびれた」と言っている子どもがいて、日頃の授業では味わえない、スパイスのような感じでとても良い体験ができた思います。演奏にくぎづけになっている子どもたちの姿が印象的でした。
・音階だけでなくリズムのみでできる音楽は、自由で楽しいものだと肌で感じることができたと思います。

アーティストからのコメント

アーティストにとっても、子どもたちとの出会いは楽しみのひとつ

・曲のイメージを共有する朗読が素晴らしくて、度々、胸がいっぱいになりながら演奏しています。声のミニレッスンは素直にトライ、変化が楽しみです。次はどんな子ども達に会えるのかな。
・純粋な心と瞳とで迎えてくれる子ども達から受ける恩恵は多々。音楽を通して「目には見えない大切なもの」が子ども達の心に残してゆける喜びは人生の宝物です。
・演奏前は「今日はどんな感じかな？」とドキドキですが、演奏を始めると、子ども達の素直な反応に癒され笑顔になってしまいます。
・太鼓の波動が直接響き、子どもたちが活き活きとした表情になっていきます。それを見て私たちも純粋な気持ちになって演奏できるのを嬉しく思います。
・子どもの反応に合わせて一期一会のものを共に作りあげる時間。まさに演者と観客が一緒に作りあげる生きた芸能そのものであると、私にとっても再確認する最高の機会になっています。

これまでの実施一覧

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実施学校数　小学校：延べ101校　幼稚園：延べ21園　保育所：延べ8所
※平成22年度はベガ・ホールで実施
※令和2年度は新型コロナウイルス感染症のため小学校での実施なし

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